WEBにおける映像制作

更新が滞ってしまった。
このところ映像案件、特に実写案件が増えているので一言書きたいと思った。

最近、WEBのキービジュアルに映像を追加するサイトが増えて来ているが、
よくみると、映像品質が低いモノが多い気がする。
詰めの甘いWEB映像をみるたびに、残念な気持ちになる。

大抵のWEB制作会社は外部の映像クリエーターに外注するか、
最近多いのは、スチールのカメラマンが一眼レフで動画も撮影するパターン。
ここで問題なのは、WEB制作会社が映像制作を知らないことが多い。
映像を作ったこともない人間が映像を作るということ。もしくは管理するということ。
WEBに於いて映像制作を謳うのであれば、外注では無く自社で全てを一通り作ったことが無ければ駄目だと思う。
なぜなら映像制作の過程は、WEB同様にとても複雑でやることが多い。

企画→ロケハン→撮影→編集→サウンド→コンポジット→納品

外注する場合も、これら一つ一つの専門技術に対して、
外注先の映像クリエーターやスチールのカメラマンが、企業の意図した高品質な映像を作れるのかどうかということだ。
ここでポイントなのが撮影と編集とサウンドの工程。

撮影はカメラマンが行う。
編集はディレクターか編集マン。
サウンドはサウンドクリエーターか音効さん。

どれも専門職があり、専門知識が必要。

WEBの場合予算の関係上、これら全てを賄えることはまずない。
となると、ディレクターとカメラマンが全部を担当するということになる。

映像ディレクターが、制作と管理を行えば品質はまず問題無いと思うが、
これがカメラマンに全部外注という流れだとどうだろうか。。
カメラマンは1人でディレクションを行い、撮影も行わなければならない。
特に1眼レフのカメラは、被写体のフォーカスを合わせるのがシビアで、
演出、カット割りなども全部やらなくてならず、その上インタビューも収録ということもあり得る。
勿論、経験豊富で優秀なディレクター兼カメラマンはいるので、そういう方にお願いすればよいのだが中々少ないのが現状。

高品質というか、満足のいく映像制作を行うのであれば、
制作は最低でもディレクター1名とカメラマン1名で行い、
ディレクターは映像制作経験の豊富なディレクターがやるべきだと思う。
予算が確保できず、どうしても1人で全てを制作するのであれば、
その旨を最初から企業側に伝えるべきだと思う。

今後さらにWEBにおける映像制作は増えていくと思うので、
WEBも映像も制作している立場で感じる意見でした。