TSSショートムービーフェスティバルVIII

2/25(土)に広島で行われた、TSSショートムービーフェスティバルVIIIの授賞式&上映会に行ってきた。

このフェスティバルは映像作品による選考で、アニメーションというカテゴリーではなく、映像作品全体として行われる、自分にとっては初めての、しかも入賞作品は映画館での上映されるという、非常に贅沢なフェスティバル。

当日の集合が17:00過ぎだったので、午前中は宮島観光。

確か高校の時の修学旅行以来で、意外と覚えてはいたものの、シカが居たのは忘れていた。
NHK大河で清盛が放送されていることもあり、清盛にちなんだイベントも多くあったが、
道を歩いていると、定番の清盛パネルから顔を出して写真を撮るボードがあり、ブラタモリでタモさんがやっていて、意外と面白いと言っていたので自分も試したら、半ば強引に、スタンプラリー実行員の方に紙を渡され、是非回って参加してくれと言われ、最初は微妙だったが、やってるうちにかなり楽しくなってきて、結局全部のスタンプをゲットした。

もちろん、牡蠣も食べた。焼きも旨いが生牡蠣は最高に旨い。


あっという間に時間が経ち、待ち合わせのホテルへ。
そこから、上映&授賞式会場の映画館へ。

この映画館が素敵な映画館だった。映画館はやっぱりイイ。

アナウンサーの石井さんのMCで始まり、豪勢なタイトルバック。
佳作作品の上映から始まった。
佳作の中でも特によかったと思ったのが、高校生の舩津さんの『心の矢印』という作品と、『俺のヤングソウルダイナマイトマグナムをお前に突きつける!!』を作った慶應大学の三原さんの作品。自分も偉そうなことは言えないが、それぞれ生きていく中で、色々感じる思いがストレートに伝わってくる、それが脚色もなく素直に表現できるのは、本当に素晴らしいことだと思った。

ショートムービの他にも、CM部門もあり、これがまた勉強になった。
図師さんも仰っていたが、CMはまず、アプローチの仕方が全然違う。
クライアントからお題を出され、それを消費者・視聴者にどう印象に残るようなイメージを伝えるか。ブランディング。
そして今回の制作のテーマが、今更このテーマかという「節電」。これはスゴイ。このテーマを出した図師さんも凄い。
テーマは1つなのに、綺麗な作品からユニークな作品、心温まる作品など、多種多様で本当に面白かった。

再びショートムービー。
自分のPAPERBOYも上映された。
PAPERBOYは自分の中では最初の作品。自主制作するなら、まずはエンターテインメントを最重要で考えた作品を作りたかった。シナリオも視聴者にしっかりと理解してもらえて、起承転結があり、飽きずに笑えて最後まで楽しんで観てもらえる作品づくりを目指した。またキャラクターに台詞も入れ、プロの声優さんにお願いし、キャラクターを確立させた。制作期間8ヶ月。数名の協力していただいた方々のおかげでなんとか完成した。
上映。百回以上観ているが、映画館で観たのは初めてのこと。映像が綺麗。今までで1番綺麗だった。関係者の皆様、映画館の皆様ありがとうございました。
全体を通してまとまっていたが、やはり観ると反省点も多くあった。それはそれで次に活かそう。

準グランプリのオカダさんの作品・・・の前にオカダさんについて。
オカダさんのことは、自分はホームーページや雑誌などで以前から知っていて、
自分がコマ撮りを始める際に、大変参考にしていたサイトでもあるパペットBOXは、自分もしょっちゅう参考にしていた。
自分はアニメーションもコマ撮りも全部独学で、誰からも教わったことがないが、恐らくオカダさんもそうで、熱意があれば誰でもコマ撮りができる。そんな中、パペットBOXは参考書も殆ど無いなかで、コマ撮りの作り方が書かれているので本当にみまくった。

この本を買ったのもオカダさんのサイトに載っていて、どうしてもほしくなったので探して買った。

さて、作品について。
同じ紙でもオカダさんの作品は折り紙。
まず、日本で(世界でも)折り紙を使ったコマ撮りをしっかり作っている方は、オカダさん以外にいないと思う。
同じ紙でも自分と全くアプローチが違い、折り紙だけでキャラクターの感情表現から、世界観を表現をするという、かなり高度な表現方法。そして非常に高度なアニメート。折り紙でここまで繊細な感情表現をできるのは、本当に素晴らしかったし感動した。

それと、、、これは自分の個人的な変わった見方なのだが、主役の緑の人の、登場して種と取る取り方とか、走り方とかなんか面白くて、マイケルのような、動きが機敏で完璧すぎると面白くみえてしまう。。。ちょっとしたお笑いの領域というか。。。全くご本人の意図とは関係ないので、本当にすみません。。。例えで言うなら、楳図先生の描く絵で、あまりにも怖すぎる表情が、なぜか面白くみえるみたいな。。。でも、自分にはそこも魅力の一つに感じるんです。

この作品が、映画館のスクリーンで観られたのは本当によかった。因みにオカダさんのサイト内でもみられます。
『One Leg Canyon』

そしてグランプリを授賞した原田さんの『壁女』。
もうこれは、群を抜いて面白かった。
どこで上映されても、誰もが引きつけられる作品。役者の方々も素晴らしかった。
こちらはYoutubeにある予告編。本編も是非。


原田さんのサイト
現在制作中の作品も観にいきたいと思います。

原田さん、オカダさん、皆さんの作品、本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

表彰式も終わり、懇親会へ。
お好み焼きを食べながら、先生方から貴重なお言葉をいただき、結局4時近くまで。
これがまた濃かった。。。皆様ありがとうございました。

翌日は広島平和記念資料館に行った。
今回で2度目。
広島、長崎の歴史は今から67年前、自分が生まれる32年前に起こった。そんなに経っていない。

そして昨年、東日本大震災で福島が。
なぜ。
自分も無知だった。
震災後、原発について調べまくった。

知らないうちに問題が起こる。
もっと知らなきゃダメだと自分に言い聞かせる。

最後に広島平和記念資料館に行けたのは、本当によかった。

TSSショートムービーフェスティバルでは、こんなに多くの経験ができました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。

eAT KANAZAWA 2012 2日目夜塾

セミナーも終わり夜塾会場である湯涌温泉にバスで移動。
バスの中では、まだ徹夜の疲れが取れず爆睡。
あっという間に湯涌温泉に着いたが雪の量が半端無い。
到着後、少しゆっくりしてから夕食。


夕食中は受賞者の方と、日頃どんなことをやってるかというお話をしながら、夕食後、部屋に戻るとあっという間に夜塾の時間。
夜塾会場に行くと、既にばーと皆さん座布団の上に腰掛けていて、中島さんのご挨拶からスタート。関係者のみなさんのご挨拶、最後に総合プロデューサーの菱川さんのご挨拶。

そして、くじびき大会!この商品がかなり豪華で衝撃だった。


自分は林信行さんのジョブズの本を見事ゲット!
話はそれるが、大学のときからのジョブズというかアップル好きで、
自分の初代マックは一体型のPerforma 5270のTVチューナー付き。これが凄くてソニーのリモコンで電源を入れるとマックが起動し、appleTVのソフトでテレビをみると、しっかりとチャンネルも変えられる。本物のテレビがぶっ壊れてこれを買ったんだけど、今の自分があるのはジョブズのおかげだと思う。

そうこうしているうちにうちの奥さんが菱川さんのカメラレンズかと思ったが、それはさすがにないかw。タンブラーをゲット!カメラ好きにはたまらんグッズ!


ジョブズ+カメラレンズ+タンブラー+コーヒー = HOUSE BLEND
おお〜!これはコーヒー飲んで、マックでコマ撮りをドンドン作れということではないか!
頑張ります。ありがとうございます。
それにしても鄭さんの家具は凄かったなぁ。

くじ引きも終わりいよいよ夜塾スタート。
自分は土佐さん、秋山さん、諏訪さんのところへ。
輪になって、挙手をして質問がある人がどんどん先生方に質問をしていく。
聞いているだけでも面白い。土佐さん、秋山さん、諏訪さんの質問に対する返事は的確で、
諏訪さんは講演で聴いたときよりも自然体で面白かった。
比較的自分よりも年齢が若そうな方が多かったので、昔自分も同じようなことで悩んだり、考えたりしていたのを思い出した。
そんなとき、自分は誰にも聞くことが出来なかったし、25・6だったか、1年くらいこの先どうすればいいのかとずーと悩んでいた時期があった。その時にこういう場があればどんなによかったことか。

あっという間に23時。一旦休憩を入れて、また円形になると思いきや、非常にゆるーい会場に一気に変わる。


そんなことは気にしてもいなかったが、受賞者の松本さんとうちの奥さんと話をしていると、土佐さんから話しかけに来てくれた。そこからさらに濃い時間が始まった。聞きたいことはかなり聞けたと思う。メチャクチャ参考になった。あとは自分たちのやり方で進むだけだ。

トイレから戻ると、秋山さんと土佐さんを囲んで何か話が盛り上がってた。うちの奥さんがラーメン話を秋山さんに持ちかけたらしく二郎話になっていた。ラーメン二郎、僕らにとっては目黒の二郎(通称メグジ)はとにかく重要なラーメン屋。当時メグジから300Mくらのところに会社の事務所があったので、昼、11:40分くらいになると、バッと仕事を切り上げ二郎ダッシュ。このダッシュで出遅れると1番目の並びで食えない。兎に角当時は昼の二郎、夜の勝丸と最高のラーメンパターンがあった。

で、秋山さんが二郎詳しいらしいという情報は、ページで少しだけチラみしていたので、どんなもんかと思っていたが、話をして神だと知った。しかもメグジは特にお詳しい。二郎番付をつけるとしたら完全に横綱だろう。オレはだぶん幕内の前頭くらいかな。最近は三田本店も安定してうまいらしい。二郎ダイエットの話、メグジの若林さんのお話、本店のおやっさんのお話、ありとあらゆる話が通じた。となると少し張り合いたくなるが、多分二郎ダッシュはやったことがないはず。
うまいラーメン屋にいくとき、どうしても周りの人間が並ぶんじゃないかとドキドキして普通に歩いている人まで敵にみえてくる。たまに余裕ぶっこいて手前で歩くと、歩いているやつが急に走り出したり。遠慮がちの人は心のなかで「あっ、走ろっかな。どうしよう、はずかしい」みたいな、そんなことを考えているはず。こんな体験は二郎だけ。でもこう書いてみると、結構二郎行く人たちはそわそわしてるから、やっぱり秋山さんも二郎ダッシュはしてるか。
こんな感じで、折角の場なのに二郎の話しかできなかったw。でも、面白かった。

そのあと自分は菱川さんのお話を聞きにいった。
これがまたよかった。
そのあとは川井憲次さん。
川井さんは凄く話し方も優しい方で、制作のお話も聞けたが、
映画音楽、50曲近い作曲の制作期間が衝撃の1ヶ月というのにはいやはや。

もう何時になったかも忘れ、参加者の人とも輪になって話し合う。
これがまた色んな人がいて凄く面白い。
こんな会は他にないだろう。

今年で16回目のeAT金沢2012。
多くの人々に支えられ、これだけの規模の会を開くのがどんなに大変な事か。
eATに限らずいえることだが、アニメーションフェスティバルも然り、
続けるにはお金も掛かるし、先生方の協力もいるし、実行委員の方の協力も不可欠。そして参加者も。
金沢は伝統工芸などでも有名だが、伝統工芸以外にも、こうして現代の日本のアートやテクノロジーを支える発信の場にもなりえる環境であると思うし、間違った方向に行きかけている情報化社会を正す役割も果たしているように思う。

長くなってしまったが、eAT KANAZAWA 2012は本当に素晴らしかった。