スタジオでのコマ撮り撮影

先日、現在制作中の案件でスタジオでのコマ撮り撮影を行った。
まだ制作中なので詳細は後日記載する予定だが、今回の撮影は人物によるコマ撮りを撮影。


スタジオでのコマ撮り撮影は、特に時間との闘いと体力と集中力勝負になる。
そのため準備は入念に行い、当日の香盤表からライティングの配置図、機材リストなどなどあらかじめ押さえておく必要がある。
スケジュールが詰め詰めな分、大抵時間が押してしまうのだが…

NGの取り直しをする場合はコマ単位になるので、そのコマがNGと判断した場合はすぐに取り直し、その後ある程度撮影したところでプレビューを行い、NGコマが見つかった場合は該当のコマを再び取り直すといった流れになる。

ライティングやセットなどが変わらない場合は、二人一組で行うのが効率がいい。
一人がアニメート担当で、もう一人がタイムシート読み上げと撮影確認。

今回の撮影は2日間行いしかも1カットだったので、1日目の撮影が終わった際、照明やカメラはそのままの状態で2日目も同じ環境で撮影を行った。
幸い2日目のライトのちらつきは、特に影響するほどのものでもなく問題なく行えた。

現在は編集作業中で間もなく完成。

今回の映像はかなり面白い画になっていると思うので、クライアントさんの反応も楽しみだし、プロモーションによる反響も楽しみだ。

Flashは凄い。Dragonframeは凄い。

CreateJSに絡めて何度かFlashについて投稿したが、現在制作中のコマ撮りアニメーション案件で、Flashを活用したコマ撮り制作を行っている。
コマ撮りとFlashとの連携では、昨年制作したTBS CatChatの赤ちゃん向けアニメAnimal Talkでも使用したが、今回はまた少し違った制作方法でFlashを活用している。

具体的な制作方法としては、2DアニメーションをFlashで制作し、それを印刷データに連番で書き出してコマ撮りをするという流れになるのだが、その連係でPhotoshopを挟んだりAEを挟んだりと色々やるにしても、制作したムービーをDragonframeに読み込み、それを確認しながら撮影していくという、短期制作には素晴らしく便利で、制作費も押さえた形でミスの少ないフローを実行することができる。

案件に応じて七変化するFlashと、コマ撮り制作なら万能なDragonframeは、HOUSE BLENDの制作においてはなくてはならない存在。
因みに今回の制作で、Flash CS5では印刷サイズが大きかったせいか300dpiで出力できなかったが、CCにしたら出力できていて、しっかりとバージョンアップしているのが嬉しかった。

最近こうした面白い制作をすることが増えていて、企業様のクリエイティブ意識が高くなっているのをヒシヒシと感じている。

我々制作サイドもそれにしっかりとおこたえし、強みやノウハウを活かし新しいアイデアを提供しつづけていかなければいけない。

2Dとコマ撮り

長らくブログの更新が滞ってしまった。
5月から制作が立て込んでしまい、日々アップアップだった。
今回は赤ちゃん向けのアニメーションを制作。
2Dアニメーションとコマ撮り制作を同時進行で行う、アニメ三昧の状態だった。

赤ちゃん向けアニメ、めちゃくちゃ強い気持ちで制作に望んだ。
そもそも赤ちゃんにアニメをどう伝えるか、というところから考えた。

アニメの基本は音とリズムにあるんじゃないかなと思う。
プレスコでやる意味は1番感覚に近い『音』を重要視することにあり、赤ちゃんも目より耳から形成されるので耳は目より感覚的。
視覚的にアニメーションを作るというよりは、音に合わせて動きを作るのが自然というふうに最近強く思う。
ディズニーのファンタジアなんかはまさにそんな感じだと思うのだが。

それとデザイン性とエンタテインメント性。
ムナーリの絵本は制作前に中目の古本屋デッサンにみにいき、そぎ落とされた絵とエンタテインメント性の重要性再認識した。

コマ撮りでは初めての線画台で短期制作ということもあり、2DでデザインとVコンテをおこし、そのあと2D上でアニメートさせて、アシスタント協力のもと置き換え式でコマ撮影。
FBやtwitterで投稿したが、作業場は混沌として佳境時は足の踏み場も無かった状態。
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2Dも同じくVコンからプレスコで制作。

今回の制作で心がけたことは、情報量は極力少なくシンプルに音に合わせた動きを付ける。
シナリオによって見せ方や何を伝えたいか、絵割、エンタテインメント性、演出などいろいろ変わってくるが、基本はそこにあると思う。
トータルで良いアニメに仕上げるには、全部のクオリティーが高くなくてはならない。

そして時間が無い中で能率的に進めるには、アニメーション制作の豊富な経験と、しっかりさばけるディレクション能力の両方が必要だと思う。

数年前に比べると、そこら辺の能力は上がっているように思うが、もっともっと上手くならなくちゃいけない。本当にまだまだ。上には上がいるので。

制作に携わったすべての方々に感謝します。
まだまだですが、良い制作ができるように精進していきます。

DRAGONFRAME(ドラゴンフレーム)

昨日朝メールを開いたら、DZED Systems LLCからDragon Stop MotionがアップグレードされてDragonframeになったというメールが来てかなり興奮気味にtwitterで告知しましたが、早速アップグレードしてインストールしてみました。まだ少ししか触っていませんが、使いやすさが更に強化されています。

DRAGONFRAME



◆アップグレードについて
・2010年の11月1日以降にDragon Stop Motionを購入したユーザは無料でアップグレード。
・2010年の11月1日以前に購入したユーザはUS$95でアップグレード。
自分はずっと前に購入していたのでUS$95払ってアップグレード。

◆8つの新機能
今回Dragon Stop MotionからアップグレードされたDragonframeには新たに8つの新機能が搭載されてます。
http://www.dragonframe.com/features.php

01-タイムラインエディタ
02-リップシンクシステム
03-タブワークスペース
04-カスタマイズ可能なXシート
05-ベクターベースのドローイングツール
06-進化したDMX(照明装置の制御)
07-モーションコントロール
08-その他細かな新機能の追加

Dragon Stop Motionからかなり進化したDRAGONFRAME。
使いやすさが一段と強化された印象です。
今後もどんどんレポートしていきます。